アクセラ ディーゼルの加速
アクセラ ディーゼルの加速
ここ最近、ディーゼル車の性能が良くなっている。
ディーゼルに先入観を持っていてはいけない時代に
なったようだ。
トルクがあるディーゼルは加速もいい物を持っているのである。
アクセラのディーゼルはスポーツタイプにも投入されており、
アクセルを踏み込むとすぐに最大トルクに達するエンジン特性で
気持ちのいい加速を味わえるのである。
もともとガソリンより引火点が高い軽油を熱源として
いるディーゼルには、ガソリンエンジンに比べて燃焼
エネルギーが少なかった。
これは、軽油がガソリンより燃焼しにくいということ
と同じ意味である。
従来のディーゼルエンジン機構には軽油の燃焼効率を
上げるには限界があった。
また軽油独自の排気ガスの浄化についてもコストに見合
うだけの効果が出なかったものである。
しかしクルマの進化は、先人達が想像もしなかった
ものを作り出してしまう。
ディーゼルのクリーンな排気ガスとガソリン並みの出力である。
一方、クルマは精密なコンピューターの塊という側面がある。
コンピューターの進化もまたクルマどころでないスピードで
進化してきた。
日進月歩でなく秒進分歩と言われて久しいが、コンピューター
の進化がまさしくその世界に当てはまる。
クルマのエンジン機構にコンピューターによる精密な熱源媒体
の噴出と酸素供給が可能となった。
マツダのアクセラもそうしたなかでディーゼル車を市場に投入
している。
加速も当然、ガソリン車並みを目指したであろうし、実際、
好評を博しているようだ。