ランエボx マイナーチェンジの燃費
ランエボx マイナーチェンジの燃費
ランエボXの実質上のマイナーチェンジは、
2012年で最後ですが、燃費に関する性能点では、
2010年が最後であると思います。
点火プラグの変更、エンジン制御システムと、触媒を見直し、
JC08モード対応の平成17年基準に準拠したのが、この頃だからです。
この適合を持って、加速性能向上と低燃費を実現させ、
SST車は変速フィーリングも向上したのが、4年前の話です。
低燃費アシストも標準装備され、当時の1年間の実燃費計測値は、
リッター10.2~10.6kmとなっています。
歴代ランエボのランキングでは、
1995年のランエボⅢが1位、Xは8位となってますが、
これは重量によるものが大きいと言われていますね。
歴代で平均を取ると、7.1km/Lとなり、
2世代前のランエボⅧと同等、ランエボのライバル車、
インプレッサWRX STI2000年モデルを0.4km上回っています。
踏み込めば、スポーツ車ですから、それはみるみる落ちる燃費ですが、
統計で歴代ランエボを見ると、およそ8.0km/Lが多いですね。
ランエボXは、歴代と同じく、
他車に比べガソリンタンク容量が少なめなので、
燃費は結構、切実な問題だったりします。
JC08モード標準であるなら、ランエボの選択肢は、
2010年モデル以降のXしかないでしょう。
尚、ランエボは盗難に合うケースが多く、
従来からセキュリティアラームを採用していますが、
2010年のマイナーチェンジには、
車体傾斜検知機能と室内侵入検知機能を追加してあります。
燃費の面で捉えるのも、セキュリティ面でも、
とりあえず、現行モデルが最も良い選択であり、
乗り慣れて燃費が上がることを考えると、
現行10代目に軍配があがるといった感じですね。