ホンダ グレース セダン
ホンダ グレース セダン
11月発売と噂される、ホンダのグレース。
今回は、アジア市場で既に発表された、
フルモデルチェンジ「新型シティ」がハイブリッドだけで、
国内販売される見通しになってます。
セダンタイプ、つまり4ドア、ハッチバックではない、コンパクトカーで、
そこがフィットなどとは異なるコンパクトカーなんですよね。
それならアコードとかあるじゃないか?となりますが、
インドで好調だったのが、実はこのBセグメントサイズ。
B組と呼ばれるその大きさは、国際基準では小型車ですが、
日本だとサイズアップされた小型車。
つまり、今までホンダが本格的なセダンに対し、
Bセグメントに該当する車種が無かったわけで、
そこが今回のグレースということになるでしょう。
インドで売れるなら、日本でもといった2匹目のドジョウじゃありませんが、
これから先、単なる小型車では、景気動向に相応しくないのかも。
このBセグメントなどは、ホンダは、
今のところフィットくらいしか無いんですよね。
ホンダは、この国内向け発売予定の「グレース」の原型、
アジアで発売の新型シティを、タイなどで年間6万台などを目指していたんです。
アコードは、既にハイブリッド化しており、サイズもグレース並。
しかし、ファミリーユース層の現在は、世帯年収が低くなり、
それを考えると400万円台はちょっと。
ゆったりした、ツーリストカーとして、ある意味庶民向けの適度な値頃感を、
このサイズのセダンに求めた結果が、グレースかもしれませんね。
ちなみにこの「グレース」という名前、2013年10月時点で、
既に商標登録を済ませてあるそうですね。