フォルクスワーゲン ティグアン モデルチェンジ
フォルクスワーゲン ティグアン モデルチェンジ
地球環境を保護する観点から未来持続型社会の
到来が叫ばれてから随分となる。
化石燃料の消費が二酸化炭素の放出を増やし、
地球温暖化を招く。
気候変動が発生し、作物や家畜の飼育がままならなくなると
食糧難となる、限りある資源を有効に使っていこうということである。
無尽蔵な資源が地面のなかに未来永劫あるはずはなく、
どこかで枯渇する。
石油の埋蔵量が公表されているが、
使い続けていけばいづれ無くなる。
否応無くエネルギー転換をしなければならない時代が
もうすぐ来る。
というところで世の中が不思議と危機感がないのが
また不思議でもある。
この世界がすでにモータリゼーション十分であるのに
なぜ石油が枯渇する前に慌てていないのかということである。
クルマは概ね石油を加工した燃料をエンジンで発火させて動く。
ガソリンと軽油だ。
ガソリンと軽油に代わる燃料がなければ、
クルマは鉄の塊になるのである。
という近未来を予想してハイブリッド投入が
クルマメーカーで活発となってきた。
ガソリン、軽油に代わってエンジンで燃料を発火させずに
電気エネルギーを可能な限り活用しようとしている。
フォルクスワーゲン ティグアン モデルチェンジは、
そうした時代背景のなかで出てきたクルマなのである。