ロータスエリーゼS3
ロータスエリーゼS3
ロータスエリーゼS3は、軽量のスポーツカーである。
半端な軽量でなく様々な工夫で極限の900kg以下に
抑え込むように設計されているようだ。
そもそも軽量スポーツカーの需要はどこから生まれるの
だろうか。
遊び心になるだろうか。
たとえばスポーツに様々なジャンルがあるのと同じで
クルマにもいろいろな種類があっても良いはずである。
おそらくこの感覚に近いものがあるのだろう。
エンジンは他社からOEM供給されている。
エンジンそのものを部品とする発想だ。
購入者からすればロータスから買っているので
どこのエンジンであろうともロータスはロータスという
ことになる。
それはそれでビジネスとして成立しているのであれば
問題ない。
ある意味他人の褌で相撲をとるということにもなる。
ドイツのポルシェと大きな違いである。
ポルシェは独特のターボエンジンの響きを乗せて
滑空するような走りをするが、ロータスは割り切って
しまっている。
フォルムとシャフト、エンジンとの連結に絶対の自信
があるにちがいない。
大量生産を行えるクルマでもなく、手作り感覚に近い
ものがある。
スポーツカーマニア向けのクルマともいえる。
個性的なのだ。
ファッションで他人と同じものを着ることを好まない
オリジナルなものを好むのと同じ理屈である。