BMW 320D
BMW 320D
BMW 320Dはどことなくアストンマーチンを彷彿とさせる。
ヨーロッパ車種はどことなく似通うところがあるのかもしれない。
もっともアストンマーチンほどの高級車ではない。
かといってBMW 320Dが、陳腐なクルマであるはずもなく
しっかりした存在感がある。
トヨタならマークXレベルのクルマになるそうだ。
ドイツはいわずとしれたゲルマン系民族である。
第二次大戦では日本と手を組んで世界制覇を目論んだ
国というのがドイツの定番である。
事実、そういうところがあるのだが、国民としては
丁度、病気にかかったかのように一方向に流れてしまった
ように思える。
そういうドイツでは国民が皆、勤勉であり、結束力がある。
何よりも科学技術が発達している。
非英語圏でノーベル賞受賞者を最も輩出した国はドイツなのだ。
戦前のドイツは科学技術の発達によって様々な戦闘機や戦車
や潜水艦を作ることが可能だった。
今や平和な世界となり、兵器に投入していたエネルギーが
クルマなどの産業に変わったともいえる。
BMWなどは、そうしたなかでの代表的な企業ともいえる。
もちろん日本も例外ではない。
日本は最後まで世界を相手に戦争を継続した。
国土の疲弊は目を覆うばかりで、これはドイツも同様である。