フィット ハイブリッドのリコール対応
フィット ハイブリッドのリコール対応
クルマのリコールが、ニュースに出ることが多い。
リコールは、不具合による無償修理である。
無償修理するからには、クルマメーカーに非がある
ことになる。
そのままクルマに乗っていると乗員に危険がおよぶ
と判断されれば直ちにリコールしなければならない。
かつてリコール隠しなどが問題化されたが、隠しても
発覚するものである。
だからといってリコールを頻発することはそのクルマ
メーカーの信用を著しく損ねる。
要は、故障によって動かなくなる可能性があるクルマ
を市場に出したことになるからだ。
過去数十年前、クルマが世の中に普及した
頃であれば
クルマのエンストは日常的なものだった。
今や、ハード面での故障は実に少なくなった。
これは、各クルマメーカーの日々の改善努力以外の何物
でもないだろう。
昨今のリコールは、ソフト面での不具合が多い。
クルマは一大コンピューター機器ともいえる。
あらゆるものがコンピューター制御されつつあるのが
実情であろう。
このようななかで、ソフトプログラムのバグは発生し易い
のかもしれない。
2014年になって発生したホンダのフィット ハイブリッド
リコール もそのようなソフトプログラム不具合である。
発覚して迅速な対応が、消費者の信頼を取り戻す唯一の
方法であろう。
ホンダは、その点はクリアしているように感じる。