フィット ハイブリッド 納期

フィットハイブリッド納期

ビジネスで重要な要因の一つを占めるものに納期がある。
工期やリードタイムの短さは価格に影響する。

良いものを早く納めることができれば価格は高くなる。
利便性が価格に反映するのである。

身近な例として、路線バスとタクシーの比較がわかりやすい。
路線バス２００円であってもタクシーならば１５００円となる。

路線バスからすれば法外な価格である。
しかし、その利便性は遥かに上である。
別次元である。

駅から自分の家のドアの寸前まで座って移動できるのである。
高くなっても当然である。

交通機関とは別に、クルマの納期で考えたらどうだろうか。
実は、思った程、納期の改善はできていないようだ。

フィットハイブリッドの最新納期は、注文後、３カ月～
４か月である。

これは、過去の人気車種でも同じような事例があった。
生産が注文に追い付かないのである。

ホンダにすれば嬉しい悲鳴である。
消費者は高い買い物で良いものがあれば納期に時間が
かかろうとも待つ。

過去に半年先の納期になるクルマもあったりしたが、
これは、クルマメーカーの失策でもある。

需要予測を完全に外した結果なのだ。
外した結果が悪いというわけではない。
なぜなら需要予測は、予測不可能な側面を持つからだ。