ミニクーパー 新型 2014 4ドア

ミニクーパー新型 2014 4ドア

BMWの方法でクーパーがよみがえったかのようだ。
お洒落にクーパーが４ドアとなったのである。

クーパーのコンセプトは文字通りミニだ。
徹底して小さなクルマを市場に提供している。

であるが、ここに来てBMWのカラーを取り込んだ
ことでクーパー４ドアが生まれた。

消費者は常に斬新なものを求める。
このクーパー４ドアはそうした消費者の研ぎ澄ました
嗅覚に刺激を与えるのに十分な魅力があるかもしれない。

クーパーのミニの遺伝子とBMWの走り屋との融合である。
しかもBMWは、高級車としての風格がある。

考えてみればドイツ人は概ね大きいし、作るものも特に
メカニックなものは大きいものを作りたがる。

こうしたドイツ文化のなかでミニクーパーの存在は、
あり得ないものとして捉えるドイツ人も多いことだろう。

こうなればクーパーの大型化もうなずけるのである。
２ドアから４ドアにすることは実用性の観点からの
向上である。

クーパーとしては贅沢な作りとなったということもいえる。
クーパーは、そのオリジナル性から一部マニアから
絶大な信頼を寄せられている。

４ドアになることでそうしたマニアが離れるリスクは
あるものの一般向けになることで消費者層の拡大は
図れるだろう。