新型ミニクーパーS

新型ミニクーパーS

新型ミニクーパーS

旧型のミニを遡ると1964年頃には
排気量900cc程度であることがわかる。

大型バイクエンジンに車体を載せたような
イメージである。

しかも鉄板の箱形の外枠であるかのような
ボディーである。

50年くらいでミニがいかに進化してきたかわかる。
その間にはBMWが経営権を握るという変遷もあった。

ミニはイギリスの大衆車から発展してきた。
イギリス特有の合理性から生まれたクルマ
なのかもしれない。

ロンドンの2階建てバスは有名だが、他の国で
あまりお目にかかれないものだ。

積載効率を上げればバスは2階建てになる。
しかし、不格好で風に煽られる。

もっともスピードを落として街中だけで走る分には
大丈夫である。

合理性を追求して他の不便性は頓着しないところ
イギリスの合理的思考法なのかもしれない。

ミニクーパーの遺伝子に似たものを感じる。
燃費の良さと細い路地裏を通り抜けるにはクルマは
とことん小さいものに限る。

居住スペースと運搬スペースには頓着しない。

一面での合理性を追求すれば、不格好であろうが
他の不便性があろうが、どうでもよいと感じている
風情がある。

一面での合理性が追求されていれば、良いとしている
文化なのかもしれない。

しかしグローバルな動きになればそうもいかなくなる。
ミニクーパーは少なからず大きくなった。

 

MINIクーパーS

MINI クーパー S 直列4気筒2.0リッターツインパワーターボ 6速MT 3,180,000円
6速AT 3,320,000円

4気筒エンジンは最高出力141kW(192PS)/5000rpm、最大トルク280Nm(28.5kgm)/1250rpm

JC08モード燃費については、クーパー Sの6速MT車が15.8km/L、6速AT車が17.6km/L

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