新型スカイライン 試乗レビュー

新型スカイライン 試乗レビュー

新型スカイライン 試乗レビュー

最新型の日産スカイラインといえば、
2014年今年の5月に発表された200GT-t。

かねてから噂のあった、ベンツEクラス同等の4気筒直噴ターボ搭載で、
今どきエコじゃないハイオク指定車なんですね。

車重はEクラスより軽く、制御関係は、
どうもベンツからそのまま供給されているみたいですね。

早くも登場している、市場レポートを見る限りでは、
なめらかな加速と、スムースなトルク荷重移動などは、
ベンツを彷彿させる上級品。

最高出力は211なんですが、トルクが太いということは、
加速性能で”後押し”の感じが強いようです。

ターボが効いてくるまでのラグタイムは、さほど感じ無いため、
雑な回り方をするエンジンでは無さそうですね。

他には、最上級グレードの350GTの廃部ロッドTYPE SP。
日産らしい、スポーツタイプにしてはゴツイ顔つきちょは裏腹に、
かなりハイテク仕様の車に仕上がっています。

その1つが、電子制御された世界初の
ダイレクト・アダプティブ・ステアリングで、
ハンドルの回し量に比例して、内臓モーターによって、
切れ幅をコントロールするというもの。

パワステと異なり、高速走行でのハンドルを切る角度を制御し、
低速走行でのハンドルの操作幅を、
より安全に快適にする仕掛けが施してあります。

ベンツっぽさは残しながらも、
日本車ならではのハンドリングを加味しているわけで、
長距離走行のストレス軽減では、
ツーリストの性能と合致していますね。

この電子制御のお陰で、緩やかなカーブの多い高速道路では、
車線キープもラクラク。

なんとなくですが、
ミドルエイジ以上をターゲットにしている点でも、
何故かメルセデスに近づいていますね。

 

2014-07-26_001419