新型セレナ 納車 2014
新型セレナ 納車 2014
2014年になり日産のセレナは納車まで約1カ月
くらいかかるとのことである。
これは納車まで時間がかかる方といって良いだろう。
つまり人気があるということだ。
通常、メーカーは、販売の見込みを予測して在庫を持つ。
これは、在庫を持つことで顧客に待たせることなく
商品を届けるためのサービスである。
しかし、在庫を持ちすぎるとキャッシュフローが悪化する。
手持ち資金が減ってしまうということにつながるわけである。
手持ち資金の減り方が、激しければ借入が増える。
借入が膨らみ返済が滞れば債務超過である。
企業としての存続が危ぶまれる。
論理ははっきりしているので、在庫は極力持たない
ようにするのが企業である。
しかし、在庫を持たないことは同時に顧客の注文と
同時に納品できなくなるリスクを併せ持つ。
顧客は注文すればその商品をタイムリーに必要とする。
納入まで1年以上かかったりすれば大抵の顧客は
注文を諦める。
メーカーにとっては顧客離れに結びつくものだ。
末端消費者ならば、顧客の要求のみに結びつくが、
企業同士では、簡単なことではない。
顧客企業の生産ラインに影響する。
生産ラインの補償の問題も視野に入れなければならない
ので、納期遅れなどが生じた場合、その影響が
企業の収支にインパクトを与えかねない。
顧客納期をタイムリーにすることは、最適化といって
実に困難なテーマなのである。