新型アクセラ ディーゼルの評価
新型アクセラ ディーゼルの評価
かつてディーゼル車といえば、排気ガスが問題に
なっていた。
煤の混じったような黒い排気ガスの臭いが鼻につき、
随分、嫌な思いをしたものだ。
特に、大型車両の排気ガスがひどいものだった。
今、同じ思いをすることが本当に少なくなった。
排気ガス規制によるところが大きい。
ディーゼルの過去の排気ガスを知らない人は、
JRなどいまだに列車に使用されているディーゼルの
排気ガスを知ればいかなるものかよくわかるはずだ。
蒸気機関車の煙を彷彿させてくれるものがある。
しかし、これも本来、列車も規制すべきであるので、
そのうち過去の光景となることだろう。
そんなディーゼルの悪いイメージは、払拭されようと
している。
新しく市場に投入されるディーゼル車は、新しい排気ガス
規制に適用されるからだ。
かつてのディーゼルの悪さはない。
ガソリン車と変わらない静けさとクリーンな排気ガス、
そして馬力も劣らないという技術に到達してしまっている。
マツダのアクセラもそうしたディーゼル車の仲間入りを
果たしている。
元々、ガソリンよりも軽油の方が安いので燃費の良さは
ガソリン車と比較して勝負にならない。
見落としがちであるが、引火性の点でガソリンと軽油には
決定的に違いがある。
ガソリンの方が圧倒的に危険なのである。
アクセラのディーゼルは、人気が出るにちがいない。