BMW 3シリーズ グランツーリスモ

BMW 3シリーズグランツーリスモ

クルマでセダンに乗って一番困るのは、
荷物運びに不便なところだろうか。

であるが、男子であればメカニックな
大きい荷物を積んでクルマで外出したいことはあるものだ。

もっともライフスタイルのなかでセダン以外のクルマを
自家用車としないというこだわりは必ずある。

外見から、セダンには風を切るイメージがある。
男子であれば幼少の頃に憧れたスポーツカーの
遺伝子がセダンには残っている。

あるいはまた、青年時に横に美女を乗せて
疾駆してみたい衝動に駆られた思い出には
セダンしかイメージが沸かず、
いざというときに社会的なステータスを表現したいときに
乗っているクルマはやはり光沢が輝かしいセダンであったりする。

どこかにそのような欲求を満たすクルマはないものだろうか。

BMW 3シリーズグランツーリスモはもしかすると
そのような男子が欲求している内の横に美女を
乗せる以外のことはかなえられるクルマになるのかもしれない。

つまりスポーティーなスタイルを保ったセダンでありながら、
軽く２００ｋｍが出せるクルマであり、
重厚で光沢を放ち、
荷物がワンボックス並みに置けるというクルマなのだ。

理屈から考えてセダンにそんなに荷物が置けるはずはないのだが、
なんのことはない、車体が厚くて長いのである。

かといって高級セダンのデザインとしては
誉められこそすれ貶されることは絶対にないといってよい代物だ。